« ここから歩こう | トップページ | 母子文通 »

2011年4月 1日 (金)

慣れたり慣れなかったり

午後、公園で子供と遊んだ後、足を伸ばして、
いつもとは違うスーパーに行ってきました。


「お客さまおひとつまで」や、
「一家族一本限り」の文字がここにもありました。

飲み物の棚はほとんどからっぽでした。

やはり飲み物の類は、
午前中でなければ買えなさそうです。

それでも、品薄感はだいぶ解消されました。

一時はトイレットペーパーやマスク、
カップ麺や水が売り切れ、
レジも長蛇の列の二時間待ちで、
どうなることかと思いましたが、
最近は普通に買い物ができます。
ありがたいことです。

東京でもなんとかやっていけそうだなあ、と、
そんなことを思いながら、
子供にりんごジュースを買ってあげると、
ちいさなどんぐりを六つくれました。

公園で、いつの間にか拾っていたようです。
どんぐりで買い物なんて、はじめてでした。


家に戻って、お風呂を沸かし、
家族で順番こに入っていきます。

さいごにあがると、居間から
先にあがった子供の呼び声がしました。


「まま、うーむ、かれー、なっちゃっちゃんだよー。
 (ママ、すごく、カレーに、なっちゃたんだよー)」


なにがカレーになったのかしら?、
と思って行ってみると、

お風呂上りで綺麗になったはずの我が子が、
なぜかレトルトカレーを開けて、その中身をかぶっていました。


「どこから見つけてきたの、コレ?」

「うーむ、なっちゃっちゃんだよー」


我が子はカレーのついた服を見て、
悲しそうにうつむいて言います。

カレー食べたかったのかなあ?
と思って、夜ご飯はカレーにしました。


購入制限も、節電も、
水道水を取っておくことも、すっかり慣れたけど、
我が子の取る行動には、
ちっとも慣れることがありません。

毎日、思わぬ驚きや、喜びがあります。
きっとこのドタバタ感が子育ての面白さなんですね。

|

« ここから歩こう | トップページ | 母子文通 »