« 新作チェック! | トップページ | いやなことはノリでやる »

2011年4月17日 (日)

もっと簡単な日記の書き方

今、感じていることを後々に読み返せるように、
みなさん日記を書き残してください――。
と、お願いしたことの続きです。

もっと簡単な日記の書き方をご紹介します。


<簡単な日記の書き方>

 (1)その日あったこと、感じたことを、箇条書きする
 (2)ポイント、その日に報道されたニュースを書く


これだけです。
例えば、私の場合。



<箇条書き日記の例>

 ・4月17日

 ・枝野官房長官、20キロ圏内入り、
 ・飯舘村にも赴き、避難について話し合ったという
 ・テレビ報道では真っ白な防護服を着てる姿も

 ・先輩方と食事会に行った
 ・とっても楽しかった
 ・自分だけで頑張らないこと

 ・子供とパンを焼いた
 ・卵を割れた!、強力粉を入れられた!

このようになります。



<箇条書きの日記のメリット>

 ・簡単に書ける
 ・よって長く続けられる
 ・記憶力が鍛えられる

シンプルなメモ書きのような感じになりますので、
読み返す時に、キーワードから
当時の状況を思い起こすことになり、
結果として、記憶力が鍛えられることになります。



<関連してニュースを書くことについて>

ポイントの「その日のニュースを書く」というのも、
その頃を振り返る手助けとなる情報だからです。

「社会はこうだった」「私はこうだった」という
ふたつの軸から、自分の人生について書き残せます。

また、当日報道されたニュースを書くことで、
この日記が日付の日に確かに書かれたものである、
という証拠になります。



<箇条書き日記のデメリット>

 ・シンプルな内容になるため、
  他人に読ませた場合、必要な情報が完全には
  伝わらない可能性がある

しかし、この箇条書き日記を見ながら、
当時の状況を誰かに話すことはできます。

むしろ、箇条書き日記は、
それ自体が目次のような役目を果たしてくれるので、
トークを助けるためのツールとしては
普通の日記よりも、格段に使いやすいと思います。

キーワードを連ねたメモであり、
過去の状況について誰かとお喋りするときの
手助けになるものとして、
気楽に書いていくのが向いています。

また、未来の自分に考えておいて欲しいこと、
後に誰かに話そうと思うようなことは、
項目の頭に、☆印や○印をつけておけば、
さらに見やすくなります。


あまり嬉しいことではありませんが、
私たちが感じる事は何から何まで「今起きていること」のせいで、
特別な価値を持ってしまっています。

後に振り返られる歴史の中に、
私たちは「当事者」として存在しているのです。

私たちはたぶん、
家族として、社会人として、地域のひとりとして、
自分にも分かり得ない役割と葛藤の中を生きています。

それを書き残しておいてください。

Twitterは素晴らしいツールですが、
自分の日々の気持ちをそこで流して発散してしまうだけでは、
勿体無いことになってしまいます。

書きとどめて、読み返せるようにしておいてください。
それが未来の助けになることがあります。

|

« 新作チェック! | トップページ | いやなことはノリでやる »