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2011年4月 8日 (金)

一生の財産

女子会というほど大げさではないのですが、
先日、高校時代からの友人と横浜でご飯を食べてきました。

話すことは、やはり原発関係。
不安を拭えない現状の共有。
ついで、どうしてこうなった?的な、過去に遡るお話。
そして、これからどうする的な、未来に向けてのお話。

いずれも深刻な話ばかりです。

被災した方々のことを思うと、
泣いたってどうなるわけでもないのに、やはり涙が。

でも、私たちが打ちのめされている場合ではないと、
気持ちはすぐに前向きになります。

被災しなかった自分たちにできることは?

寄付することだろう。
経済を回すことだろう。
元気に生きることだろう。

失ったもの奪われたものに比べたら、
本当に些細な努力でしょうけれど、
なにごともやれることからと、そんな話をします。

東京でお花見が全面自粛になったのは
少し残念だけれど、私たちだけでもやりましょうと。
子どもたちとのんびり桜を見てお散歩しましょうと。

そんな話の合間合間に友人が、飼っているペットの話や、
おもしろ話を挟んでくるので、頬が緩んでしまいます。

家に帰って今になって、友人が
私のことを笑わせようとしてくれていたことに気づきます。
高校時代、彼女に出会えたことは私の幸せの一部です。


そんなことに気付かされて、
また子どもたちのことを思いました。

お子さんたち学生さんたちは、
そろそろ新学期を迎えたころだと思います。

被災した方々は避難先で、
あるいは踏みとどまって被災地の中で、

また、被災していない方々は、
少し明かりや電車の本数が少なくなった町で、

それぞれの不安や希望を胸に、
新しい学校生活をスタートさせたことでしょう。

住み慣れた土地を離れても、留まっても。
被災していても、普段どおりの日常でも。
自分たちがたとえどんな状況でも、
学校は友人を作るには絶好の場所です。

子どもたちや学生さんたちが、
めいっぱい楽しい学校生活を過ごせるように、
私たち大人は経済を回して、世の中を明るくしましょう。

あいにくの雨予報で、
土曜の花見は延期してしまったのですけれど、
またあらためて、お花見散歩やりたいと思ってます。

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