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2010年5月10日 (月)

夫婦レベル11

ひどい風邪をひいてしまった。
病気になると心細くなる。
そして熱が出ると、言動がすこーしおかしくなってくる。

エネルギー切れを感じて、
夢遊病のように冷蔵庫に向かう。
冷蔵庫を開けて、中身をじっと見守る。


  生田「……」

  主人「な、なにしてるのかな?」

  生田「おみまいにもらったミルキーロール……」

  主人「あなた、さっきひとりで食べちゃったじゃない」


まさに、「飯はまだかのう?」
「やだわ、おじいちゃん、さっき食べたでしょう?」な状態。

駄目だこりゃ。

そんな私を甲斐甲斐しく看病してくれている主人に、
感謝の気持ちを伝えるより先に、申し訳ない気持ちが向いてしまった。


  生田「すみません、せっかくのお休みに……」

  主人「愛しい妻が倒れてるんですよ。
      喜んでお世話するってもんでしょう!」


嬉しさに、じわ~っと涙がこみあがってくる。
嬉しさと照れくささが、
熱で朦朧とする頭をさらにのぼせ上がらせたのか、


  生田「じゃあ、その愛を、

      携帯電話の充電具合で

      あらわすと?


ナゼ、携帯電話?>私


買ったばかりの携帯電話が充電されているのを見てしまったからだった。
こりゃ、相当、風邪にやられてるな~、と思っていると、
主人がうなりはじめた。


  主人「う~ん。

     98%くらいかな?


あなた!

その減った2%は、なに?

なんか、

すっごくリアルなんですけど!


あとで確認すると、
いつもゲーム作りのときに設定に力を入れる
私にあわせて『携帯電話の充電器』という設定に
忠実であろうとしたとかなんとか――
よくわからない奥深い配慮が。

それでも、ミルキーロールを買ってきてくれる
優しい主人です。

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