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2010年5月 5日 (水)

乙女の夢

乙女の社交場のプロジェクト。

20100504

パルコみたいな商業施設のワンフロアをまるごと
「女の子たちの社交場にする!」というプロジェクトが発足。
ゴシック系のお洋服メーカーさんと協力して、
あーでもないこーでもないと会議三昧。

「どうせなら衣食住全部まるごとお嬢さま使用にしましょう!」

「十代だけじゃない、二十代三十代、四十代でも楽しめる、
 母娘で楽しめる、そんなラグジュアリーでエレガンスな空間ですよ」

「もうこうなったらお洋服買ってくださったお嬢さんたちには、
 その場で着替えてもらってカフェに行ってもらいましょう!
 彼女たちが主役であると同時に風景の一部です!」

「じゃあ、カフェはフロアの真ん中にして天井は星空ですね」

「仕立て屋とカフェと宝石店を結ぶ設定、世界観が必要ですね」

「お嬢さんたちがどんな役柄で、
 どういった経緯でこの町に迷い込んだのか?
 この町はどんな謎が隠されてるのか?
 支配者はやはりかっこいい妖魔の君なんでよね?」

「今の女の子たちは目が肥えてる。
 品質はもちろん、ドラマのような特別感が欲しいんです。
 アクセサリーやドレスの一点一点に物語が必要です」

「じゃあ、そのあたりもろもろ、よろしくまとめといて生田さん!」

みたいな、夢を見ました。やけにリアルでした。
大変そうでしたが楽しかったです。

男の子にはゲーセンという社交場があります。
そこは日常とは別の、ちょっと変わった空間で、
ふらっと立ち寄ってもいいし、いつ出て行っても構わない。

そしてなによりゲームは
「一緒に遊ぶ仲間が居ればもっと楽しいぞ!」と
他の人たちと競ったり協力したりするように作られている。
だから、好きなゲームを通じて色んな知り合いができたりする。

一方、女の子の社交場はカフェとか、洋服屋さんだとか、
あくまで自分ひとりを対象にした、個人で閉じてしまうものです。

仲間を誘っていくことはできても、
そこで新しい仲間を作るきっかけがありません。
イベントの力を借りないと、知り合いを作るのは難しいのです。

ゲーセンという「場」に向かう意識と、
洋服や鞄や靴といった「アイテム」に向かう意識の差。

趣味を遊びと割り切っていい男の子たちと、
「趣味=遊び」ではなく、「趣味=お稽古事」になりがちな女の子の差。

女の子にも、純粋に好きなアイテムに囲まれて、
ゆっくりと漂っていられるような、
なんとなくしばらく居着いておしゃべりしあえるような、
そんな特別な「場」があればいいのに。
あったら、きっと楽しいと思うのに。

こんな仕事こないかな~(笑)。

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