ババロア好き
一時間交代で、座って横たわってを繰り返している。
でも、商店街までのお散歩は出来るようになった。
気になってた喫茶店でババロア食べたり。おいしかった。
ババロア大好き。
集中力も戻ってきたので、
メモやここの日記など、書いたことをちょこちょこまとめる。
やっと余裕が出てきたかー。
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一時間交代で、座って横たわってを繰り返している。
でも、商店街までのお散歩は出来るようになった。
気になってた喫茶店でババロア食べたり。おいしかった。
ババロア大好き。
集中力も戻ってきたので、
メモやここの日記など、書いたことをちょこちょこまとめる。
やっと余裕が出てきたかー。
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手術後、パンッパンにお腹が腫れてる。
妊婦さんと間違われて歩く先々で微笑まれてますが、その微笑み無駄ですから。
このデカッ腹は手術時にガスをつめこんだため。
問題は着るものにも。
細身の服は、お腹の傷口にこすれてしまうので、ゆったりした洋服を探す。
下着も痛い。泣きそう。
箪笥の中で眠っていたワンピースが役に立つかな。
10月からはゲームのお仕事にも復帰予定。
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退院祝いに近所のお寿司屋さんに連れて行ってもらう。
支店だが結構な混雑。
「じゃあ本店へ行こうか」
「いや、まだ歩くのはちょっと……」
「すぐそこだから大丈夫、大丈夫」
「痛いのは私だ。やだ」
と、思っていたら、五歩で本店。
本店、隣だったのか。お店、中でつながってるし。
なんで今まで気づかなかったんだろう?
だし巻き卵があったかでふわふわでおいしかった!
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一時間も座っていると、お腹がひりひり、ずきずき。
切ったところが突っ張る。お腹の奥に激痛が走る。熱が出てくる。
一時間弱座って、テレビを見たり、ご飯を食べたり。
そして一時間は横になって休憩。
痛み止めを飲んでリハビリのお散歩を10分。
たったの10分が凄くしんどい。
こんなんで大丈夫なんだろうか。
また一時間座って、本を読んだり、ネットを見たり……、
少し体制を変えるだけで激痛なので、
自力で横たわるのも、横たわり姿勢から起き上がるのもひとりでは困難。
なにをするにも介護の手がいる。
こりゃ大変だわ。
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なんというスピード退院。
それだけ医療技術が進歩して、体への負担が少ないということか。
まだまだ痛みは強烈だけど頑張って歩く。
泣きながら歩く。
病院を出る時、少し寂しくなった。
親身に世話を焼いてくださった看護士さん、
神業で手術を成功させてくださった先生方、一緒に痛みに耐えた患者さん達。
たぶん担当医の方以外とは、もう二度と会うことはない。
生きているうちに、すれ違って行く人々。
縁あって言葉を交わしても、またすぐ離れて、行き過ぎてしまう。
そんなひとたちに少しづつ支えられている。
ありがとうございました。
何はともあれ、退院は嬉しい。
しばらくは自宅療養が続く。
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仲間たちが入れ替わり立ち替わり、お見舞いに来てくれる。
同室の方もみなさんもそうで、
ご家族や友人の方々と、のんびりお話ししていたり。
家族全員でおやつ食べたり。
和やかだなあ。
差し入れで、ゲームボーイミクロを見た。
見るだけだけど。
あんなちっちゃくて動くなんて。しかも画面が明るい。
デザインもかっこいい。
任天堂凄い。
http://www.nintendo.co.jp/n08/index.html
ゲームの話で盛り上がった後、リハビリのお散歩をつきあってもらう。
ひとりの時は壁に手を突いてにじり歩きする。
が、同じ手術を受けてる人が多いので、さかさか動けない者同士で、
壁の取り合い、譲り合いがある。壁付近、常に渋滞気味。
付き添ってもらえる時は、手を引いてもらえてラクチン。
途中で赤ちゃん部屋をたっぷり堪能。
あんなにちっちゃい手足なのに、ばたばたとよく動く。
かわいいなあ。いいなあ。
楽しみな散歩コースですよね、とナースさんに言ったら、
そーなんですよ!、とお返事が。
みんな見に行ってるらしい。
見ててほんわかしてくる。赤ちゃんは幸せのかたまり。
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入院生活を支えてくれるのは、まず読書。
持ち込んだ本は、編集さんがくださった角川ビーンズ文庫の数々。
そして、パトリシア・A・マキリップの「影のオンブリア」。
病院の近くの本屋さんで見つけたので、いっそ病院で読もうと取っておいたもの。
味わいながら読破。
そしてゲーム。
持ち込んだのはゲームボーイアドバンスと「トルネコの大冒険2・不思議なダンジョン」。
不思議ダンジョンはいい。飽きない。
あと「俺の屍を越えてゆけ」と「プリンセスメーカー2」が
携帯ゲームで出来れば嬉しい。
セーブデーターを立ち上げて見ると、村の名前がアーナンシェとなっていた。
2004年の第三回角川ビーンズ小説大賞に応募した「アルカンシェルの薔薇」に出てくる地名だ。
うわぁ、懐かしい。
っていうか、去年もトルネコで遊んでたんだ。
っていうか、去年も手術してたんだ。
なんで毎年入院してるんだろうなあ。
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手術は無事終了。
全身麻酔なので、すうっと意識が遠のいて、気付けばもう終わっていた。
担当医の先生は晴れやかな顔で、取り出した物を見せてくれたそう。
……すごかったらしい。聞いてるだけで泣きそう。
見なくてよかった。
時間が経つと、どんどん痛みが酷くなる。
体を起こすのが辛い。
ちょっと手を動かすのも痛くて、痛くて。
なにをするのも辛い。
お腹はパンパンに膨れ上がってる。
痛み止めと睡眠薬とで誤魔化す。
寝返りをうたなきゃならないらしいが、とてもじゃないけど動けない。
柵を利用して手の力で引き寄せる?
飛び上がるほど痛くて、痛みで気が遠くなる。
病院を見ていると、患者さんの数に驚く。
こんなに多くの人達が苦しんでいる。
健康であること、愛する家族がいることが、どんなに恵まれたことか。
はやく、みなさんがよくなりますように。
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自宅療養の合間に入院準備。
入院書類に必要事項を書く段となり、ぐっと気が滅入る。
家族構成を書く欄があり、
その中で誰を最も信じるかを書かねばならないのだ。
つまり私に意識がなく何かあった際、決定権を誰に委ねるかということ。
こんな簡単な手術でまず死ぬことはないと言われたが、怖いことは怖い。
今夜は眠れない。
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湘南新宿ラインで、生まれの地、横浜へ。
両親にホテルでアフタヌーンティーをご馳走してもらう。
ホテルの入り口がまるで隠しドア。隠しドア、うちにも欲しいなあ。
三段重ねで来るサンドイッチ、スコーン、焼き菓子は迫力。
紅茶もたっぷりおかわり。
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手術前に、一度も行ったことのない場所へ行っておきたい
とリクエストを出していた。
死んだ時のための思い出づくり。
この日は台風接近。絶好のディズニー日和だ。混まないから。
さっそくディズニーシーへ。
念願のネモ船長のお手伝い。ノーチラス号も見れた。
一番のお気に入りは、マジックランプシアター。
乗りたかったマーメイドラグーン内のピンクのクラゲちゃんにも乗った。
さあどんとこい手術。
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体力造りのため、ジム通い。
スカッシュとジャグジーな毎日。
スタジオでは、フラメンコダンスのお姉様たちが
鏡の前一列に並んで、スカートをふわりと広げて情熱的に舞っていた。
かっこいい!
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